お笑いタレント・東野幸治が20日深夜放送のABCラジオ「東野幸治のホンモノラジオ」に出演。徳光和夫がその言動にイラ立ちをあらわにした男性芸能人について語った。

　日テレ系「24時間テレビ」の話題になり、東野は「ちょうどえなり（かずき）君ブームの時に、徳光さんまだいらっしゃって。で、えなり君もちょっと応援サポーターみたいなんでいてて。俺は見てて気づいてんけど、（徳光が）ちょっとイラついてんのよ、えなり君に」とニヤついた。

　理由について東野は「24時間テレビ」の終盤は、チャリティーマラソンで「感動の嵐の連発」の映像になるいわばクライマックス。その時間帯は徳光が「頑張れ！」「あと少し！」などと声をあげてCMに入るのが恒例だと説明。

　しかし、えなりが出演した時は、えなりがその徳光の声に「かぶせてきた」といい「ちょっと徳光さんイラついてたから。『俺で終わるはずが。なんやねん、アイツ。何かぶしてきてんねん』みたいな。俺も見ながら『えなり君、それアカンで』って。『キャリア上のベテランの人が、一番最後に言葉を締めたら、暗黙の了解で言ったらアカンねん』と」と当時の心境を語った。

　東野はえなりは役者のため、バラエティー番組の暗黙の了解を知らなかったのではないか？と指摘しつつ 　「（えなりが）『大丈夫、大丈夫。時間ありますから』『水分補給！』とか、ちょっと時代に合ったことを言うのよ。徳光さんは浪花節というか『頑張れ！』『いける、いける！！』とか。徳光さん『ん？』ってなって。だからCM前が俺、すごい楽しみやってん、見てて」と悪い笑みを浮かべた。

　さらに東野が「不思議なもんですね、次の年から一切、えなり君出なくなりました」と付け加えると、アシスタントの渡辺あつむが「ほぉお～！」と感嘆の声を上げていた。

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