フジテレビ系で10日に放送された映画「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」の平均世帯視聴率が9・1％（関東地区）だったことが12日、ビデオリサーチの調べで分かった。平均個人視聴率は6・3％だった。

　2021年9月25日に地上波で初めて放送された前回放送の平均個人視聴率は21・4％、平均個人視聴率は15・7％だった。

　「鬼滅の刃」は、16年2月15日発売の「週刊少年ジャンプ」で連載がスタートし、20年5月18日発売の同誌まで4年3カ月の間、休載なしで205話掲載。大正時代を舞台に、主人公竈門炭治郎が家族を殺された鬼と戦うために修業して「鬼殺隊」に入隊し、鬼と化した妹禰豆子を人間に戻す方法を探して戦っていく物語。19年4月から9月までアニメ「竈門炭治郎　立志編」が放送され、人気が爆発的に高まった。20年10月16日には、原作漫画の7、8巻をアニメ映画化した「劇場版　鬼滅の刃　無限列車編」が公開され、興行収入403億円を突破。その「無限列車編」をテレビアニメ化して、21年10月10日からフジテレビ系で全7話が放送。第1話は煉獄杏寿郎が鬼殺隊本部を旅立ち無限列車へと向かう道中の任務を描いた完全新作エピソードで、第2～7話は、無限列車での任務を、約70カットの新作追加映像と新規追加BGM、完全新作予告編、新主題歌映像とともに描いた。来年4月より「刀鍛冶の里編」を同局系列で放送開始することを発表。また来年2月3日より「ワールドツアー上映『鬼滅の刃』上弦集結、そして刀鍛冶の里へ」が開催されることも合わせて発表された。

https://news.yahoo.co.jp/articles/651d62ce38b40bb7d31593d82306bca45a6a8c42