フジテレビ系人気バラエティー「だれかtoなかい」（日曜午後9・0）と「ワイドナショー」（日曜前10・0）が、来年3月いっぱいで放送を終了することが12日、サンケイスポーツの取材で分かった。

「だれか－」は前身番組「まつもtoなかい」が特番を経て昨年4月にレギュラー化。ダウンタウンの松本人志（61）とタレント、中居正広（52）がMCを務めてゲストと爆笑トークを展開していたが、松本が複数の女性に性的行為を強要したとする「週刊文春」の報道で5億5000万円の損害賠償などを求めた訴訟に集中するため、今年1月から活動を休止。これを受け、中居が期間限定で嵐・二宮和也（41）や俳優、ムロツヨシ（48）とMCでタッグを組む「だれか－」が2月にスタートしていた。

一方、「ワイドナショー」は2013年にレギュラー放送を開始。松本はコメンテーターとして幅広い分野のニュースに鋭く切り込んでいたが、「まつもtoなかい」の出演に伴い、昨年3月に番組を卒業していた。

関係者は「だれかtoなかい」と「ワイドナショー」の終了について、「局側が番組として一定の役割を終えたと判断したようだ」と説明。フジはサンスポの取材に「改編の詳細については、お答えしておりません」と回答した。

https://www.sanspo.com/article/20241212-5GF3VZH44RIOPIMQOQMDMBTBSU/